月の海の底で

ぼちぼち更新

お久しぶりです


どうもおひさしぶりです。

サイトさんからのメールでこのブログの存在を思い出しました。正確に言うと「こんなのあったっけ……?」程度ですが。


いやぁ、日付見ると5年近く前なんですよねぇ。

5年経つと流石に自分の周辺の環境もそうですけど、自分自身も少なからず変わっていってるわけなんです。


でも、

5年たった今でも細々とで仕事の合間を縫って、創作活動、執筆活動をしているわけです。


長く根付いた趣味はとうの昔に生き甲斐になっていたようです。


せっかくこのサイトの存在を思い出したので、これを機に、また少し雑記でも戯言でも綴っていこうかなと思っております。


どうぞよしなに。

零れ落ちる

慰め方がわからない


「がんばって」なんて

あまりにも無責任すぎる


彼女はとてもがんばっているかもしれない

がんばっているのにさらに

何をがんばれというのだろう



「よかったよ」なんて

単なる客観視


よくなかったから彼女は落ち込んでいる

自分と彼女の価値観は違うのに

何をもってよかったといえるのか


「かんばれ」「よかった」

「次があるよ」「またやればいいじゃない」

「悪くないよ」「やめてもいいんだよ」

「つらいときは泣けばいいよ」「話を聞くよ」


どんなにたくさんの言葉で慰めようとしても

どれも何か心が足りない


相手のことを考えすぎて

空回り


優しさが溢れすぎて結局中身が

空っぽ



あぁ、

優しさがわからない

言葉が足りない

こんなにも好きなのに

こんなにも愛しているのに!!


君に伝えられる言葉は


「好き」

もしくは

「愛している」


ほかの誰よりも思っているのに

この世で一番君だけなのに


君に伝えられる言葉は


「好き」

もしくは

「愛している」



どんなに上手く飾っても

どんなに上手く表現しようとしても


君に伝えられる言葉は



「好き」

もしくは

「愛している」



この二つ以外に

この感情に

この想いに

ぴたりと当てはまる言葉が見当たらない


見当たらなくて泣いてしまう

見当たらなくて笑ってしまう




6900もの国や地域の言語があって

その一つの700000語ある僕らの言葉で

話をするけれども


僕らにとって

それだけじゃ

まだ足りないようだ